Q: |
色々な神社・仏閣の御札・お守りを持つと神様仏様が喧嘩するので良くないと言うのは本当? |
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A: |
日本の神様は、八百萬の神々がいます、その時々に応じた働きをして下さいますので、決して喧嘩することはありません、又神仏についても明治時代までは神仏習合と言い神様仏様の区別は有りませんでしたので、神仏が喧嘩する事も有りません。神仏は、共に人々か仲良く平和に暮らすことを願っているのです。
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Q: |
手水舎での正しい手洗いの方法とは? |
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A: |
まず、水盤の前に立ち軽く会釈程度の礼をして柄杓を右手に持ち水を汲みます。
はじめに、左手を洗い、次に柄杓を持ち替えて右手を洗い、また柄杓を持ち替えて左手にみずを注ぎ其の水を口に含み、口を濯ぎます、次に左手を洗い、最後に柄杓の柄を洗い水盤に柄杓を戻して、軽く水盤に会釈して終わりとなります。
※柄杓に水を汲むのは、一回です。一杯の水でこの作法を行って下さい。
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Q: |
参拝の正しい方法とは? |
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A: |
一般的な神社では、神前に立ったらまず、軽く会釈程度の礼をして、賽銭を捧げ、鈴を鳴らしてから、二礼(九十度)二拍手(両手を合わせて右手を一間接程度引き下げる)一礼(九十度)をして、軽い会釈程度の礼をして、神前を退出します。
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Q: |
神社への参拝を控える期間とその意味は? |
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A: |
神社では、身内の方が亡くなった時には、神様への参拝を差し控えていただき亡くなった方の祭祀に専念していただく期間としておよそ50日間としていますが、やむ負えない場合は、神社で喪祓いの御祓いを受ければ50日未満でも参拝は可能となります。
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Q: |
神道でもお盆あるのでしょうか? |
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A: |
お盆と言う言葉は、仏教の盂蘭盆会に由来しますが、迎え火送り火などは、日本古来先祖感によって行われるものですので神道に於いてもお盆と言う言葉は使いませんが、7月もしくは月遅れの8月13日の晩には、迎え火を焚き、15日もしくは16日には送り火を焚いて家には提灯を燈し亡くなった方の好物を霊前にお供えします。
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Q: |
葬儀の際の清め塩の意味は? |
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A: |
葬儀の際の清め塩は、悲しみの気持ち(気枯れ)を払い除けて、晴れ晴れとした気持ちに戻る為に行う為のものです。決して死者の事を汚いとか穢れている物を遠ざけて避けるためのものでは有りません。
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Q: |
女性の月経中の参拝はなぜ不浄と言われるのでしょうか? |
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A: |
女性を不浄として遠ざける考えは神道には本来有りません。神道では子孫の繁栄が祝詞中で必ず奏上大切な事なのです。女性を不浄として遠ざけるのは仏教の考えによるものでなのです。ただし、神前の参拝は常に心晴れやかに行う為に体調や気分の優れないときは遠慮して控えた方が良いと言う事なのです。
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Q: |
神棚をお祀りする意味は? |
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A: |
家庭に神棚をおまつりする意味は、皆さんのお住まいの町々にも、氏神様と言われる神社が有り町内の発展の礎であるように家庭にも伊勢の大神様・氏神様の御札を始め各々が信仰する御社のお札をおまつりして、家庭の中心となして、家族の平安と発展をお祈りするために設けるのです
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Q: |
建築に係わる神事には、どの様な神事があるのでしょうか? |
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A: |
建築に係わる神事で最も一般的に行われているものが、新しい家を建てるときに行われる地鎮祭ですがそれ以外にも、住みなれた家を壊して新たに建てる場合には、住みなれた家に感謝する解体清祓いがありますし、地鎮祭の後柱が立ち棟が上がれば、上棟祭があります。又家が完成し、入居前には、新たな家に災難が無く平穏に暮らせるようにと祈念する竣工祭があります。
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Q: |
六月・十二月に行う大祓とは何ですか? |
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A: |
神道では、何時でも、清々しい晴れ晴れとした心で暮らすことが何よりの幸せであると考えています。そして、人々は知らず知らずのうちにやむ終えず嘘偽り心を曇らせてしまうことをしてしまいます、それを半年に一度心の曇りを振り払い、清々しい心になる為に通常の祓い以上に丁重なお祓いをするのです。また、夏には茅の輪くぐりをする御社も数多くあります。
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Q: |
茅の輪とは何ですか? |
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A: |
昔スサノオの命様が、各地を巡られた際に蘇民将来と言う方にこの地に間も無く疫病が流行るが、茅を体に巻きつけておけばその難から逃れる事が出来ると教えられて、その難から逃れる事が出来た故事に基ずいて、水無月の大祓いには、茅の輪くぐりをするようになったのです。輪のくぐり方は、御社によって違いますので、茅の輪の有る御社にて伺って下さい。
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Q: |
神道の祖先祭祀はいつ行うのですか? |
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A: |
地域による違いが有りますが、春秋の彼岸春分の日秋分の日に宮中に於いて皇霊祭と言う祭典が行われます。神道では宮中祭祀に倣って、御霊舎に神職を招いて祭典を行います。また、地域に依っては、お盆時期に御零舎での祭典を行う地域も有ります。
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Q: |
御霊舎の花は榊でなければいけないのでしようか? |
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A: |
御霊舎は、亡くなられた親・兄弟・祖父母等身近な人たちをお祀りする場所ですので、お祀されている方が好まれていた草木をお供えして構いません。神道では、祭祀を居坐すが如くにお祀りすることが良いとされていますので。
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Q: |
御霊舎への供物は何でも良いのでしようか? |
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A: |
御霊舎に限らず、神饌には、素饌・熟饌とが有ります、素饌とは、洗米・塩・水・野菜などそのままの形のものを供えるものです。熟饌とは、ご飯・粥など調理してあるものの二種類がありますので、私たちが食べるものと同じ物を供えて後で下げて食べる事ので、どちらの神饌を供えても良いのです。但し、供えたものを何日も供えたままにして腐らせてしまったり捨てたりすることの無いようにしましょう。
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Q: |
神道の葬祭年忌に赴く際の金封の表書きは何と書くのが良いのでしょうか? |
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A: |
葬祭・年忌のどちらにも玉串料と書いて戴けば良いです。
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